新型ウィルスの影響 小樽の街の声ききました

2020年3月菊地道議と丸山晴美・高野さくら両市議は市内中心部の市場・商店を訪問、切実な声を聞きました。

  • お客がごった返していたのが嘘のように人通りがない。(三角市場)
  • 道新が客足7割減と報道したが実際はほぼ100%減。
  • これから融資の相談など必要かな。
  • 消費税減税より中小企業がこの5月支払う消費税の減免や猶予対策こそ効果的ではないか。(サンモール商店街)
  • 政策金融公庫の融資相談がすごく混んでいる。
  • 飲食店関係は客の入りが悪く早上りにするので働いている人は賃金が減ると心配している。
  • 小樽で感染者が出てからはばったり人の足が止まった。午後4時上がりにしている。(食堂)
  • 午後から勤務しているタクシー運転手は午後8時30分で3人目の客。客がいないのに客待ちのタクシーの列ばかり。フリーター同様の雇用形態なので自宅待機にされたら生活できなくなる。
商店主の声を聞く菊地道議(中央)と丸山市議(左端)

医療体制確保に、きめ細やかな対策を!! 道医師会・道保険医会を訪問

菊地道議は、畠山和也前衆議院議員・道議団とともに道医師会・道保険医会を訪問。
マスクなどの物資不足・学校休校によるスタッフ体制への影響、受診控えもある中で収入減対策など、この1ヶ月間の医療側の状況を聞きました。「患者さんにとって検査を受けることに躊躇されることのないように」(道医師会)との思いは同じですが、どこの病院で診察できるのか、正確な情報を知らせることこそ大切です。

北海道保険医会で懇談する道議団(菊地道議:左から2人目)ら

「キタデミー賞」めぐる金銭感覚

-高橋前知事の責任は重大-

北海道命名150年を記念して2018年2月に開かれた祭典「キタデミー賞」は、実行委事務局の道が運営委託会社と契約書を結ばずイベントを開催。
会社側が当初予算の3倍を超える6502万円の支払を求める民事調停を札幌地裁に申し立て、道は約2805万円を支払う調停案を受け入れました。

菊地道議は「赤字が出た場合は道だけが負担する」特例規定について「誰が何故そのような判断をしたのか」と質問。知事は「当時の総合政策部長の独自判断」と答弁。当時道幹部が「『キタデミー賞』の経費が膨らんで大変」と企業に寄付を求めていたことを示すと、当時の知事から「予算を超過している認識はなかった」と回答があったと述べるだけで高橋前知事の責任には言及しませんでした。

菊地道議は「庁内チームでは前知事や担当副知事への遠慮や忖度が生じる。外部有識者会議を立ち上げ、真相解明に当たるべき」と厳しく指摘しました。

 

公立・公的病院は再編統合をやめ、維持拡充を

菊地道議は一般質問で公的病院の再編・統合問題をとりあげ「訪問した先すべてで『地域事情も顧みず、機械的・一律的』と怒り戸惑いの声が聞かれた」ことを紹介し知事に「公表をどう受け止め行動したのか、撤回を求めるべきではないか」と質しました。
中野祐介副知事は「住民に不安を与え、医療現場に混乱をもたらすとの懸念の声も伺った。国に対し丁寧な協議での取り組みを求める」と答弁。
感染症指定医療機関である旭川市立病院、国立函館病院の名前が公表されました。
菊地道議は「いままさに新型コロナウィルス感染症対策に追われている公的医療機関の果たす役割が重要であり、公的病院の再評価、維持・拡充こそ求められている」と指摘。地域医療の確保等に関し、今後の対応を問いました。
鈴木直道知事は「公的医療機関が地域において救急医療の政策医療、小児医療等の不採算医療を担い、感染症対策においても重要な役割を果たしている」と評価しつつ、「国に対し財政措置の拡充を求める」と答弁。さらに全国の分析結果は「絶対的なものではない。地域の実情を十分に勘案し、圏域毎に設置した重点課題について議論を積み重ね地域医療構想の実現に向けて取り組む」と答えました。

道庁前宣伝する道議団(中央:菊地道議)

ヤジすら言えない社会は許されない!! -菊地道議、道警ヤジ排除を追及-

菊地道議は2019年7月の参院選で、安倍首相の演説に「安倍やめろ」とヤジを飛ばした男性らが道警に強制排除された問題を昨年9月・12月議会に引き続き質問しました。

説得力ない「法的根拠」

道警はヤジを飛ばした男性を強制的に排除した法的根拠は「警察官職務執行法」と説明。党道議団の調査では、同法に基づく措置は、過去3年間で2件。いずれもクマの駆除の際の猟銃使用であり、ヤジを飛ばしただけで警職法が発動された記録はありません。

法的根拠示さず排除

菊地道議は、排除された男性が「法的根拠は何か」とくり返し聞いたのに、警察官が説明しなかったことを取り上げ、「なぜ説明しなかったのか」と質問。山岸直人警察本部長は「条項を説明したものではありません」と警察官が法的根拠を説明せず実力行使を行ったことを認めました。菊地道議は「法的根拠すら告げずに実力行使に踏み切ることは権力機関としてあるまじきこと」と道警の対応を厳しく批判。「不偏不党と言いながら、モノ言う市民を強制的に排除することが民主警察の行動とは到底いえない。真摯な反省の姿勢を示すべき」と迫りました。

公安委員会と知事は無批判に報告書を了承

公安委員会は「警察の民主的運営と政治的中立性を確保する」ことを目的に、警察を指導監督することが役割です。
しかし、公安委員会は警察の対応に対して一度も批判することなく、報告書を了承しています。
菊地道議は「多くの法曹関係者が道警の主張に根拠がないと指摘している。客観性のない報告を無批判に了承したことは、公安委員会がその役割を果たしたとは到底言えない」と批判しました。

新型コロナウィルス感染対策を!!  新年度予算の抜本的強化、マスク・消毒薬不足に急いで供給を

菊地道議 知事を追及

第1回定例道議会は、新型コロナウィルス対策として、鈴木直道知事の「緊急事態宣言」のもとで開催され、道議会も代表質問を縮小、日本共産党の一般質問は20分から18分になりました。
菊地葉子道議は①新型コロナウィルス対策②カジノ問題③キタデミー賞大幅予算超過問題④日米共同訓練のオスプレイについて⑤病院再編や国民健康保険の保険者努力支援制度など、道民生活について⑥選挙演説中のヤジ排除・公安問題などを一般質問でとりあげ、鈴木知事に迫りました。(2020年3月12日)

緊急事態宣言が道民生活と経済に影響

新型コロナウィルスの影響による観光客の激減や外出自粛により、宿泊業や小売業、あらゆる業種で売り上げが落ち込んでいます。
菊地道議は日韓、日中問題に加え、消費税10%への増税が追い打ちをかけた上に鈴木知事が「緊急事態宣言」を出して混乱させた責任は重く、先行き不透明感を増長し、道内の経済に暗い影響を及ぼしていると告発。
また公立学校への対応について「早期再開や分散登校で、市町村の考え方と対応を尊重するのか」との質問には、知事、教育長ともに答弁をさけました。

感染症対策予算、最終本会議にようやく提案

当初提案された2020年度予算(案)にも2019年度の最終補正予算(案)にも新型コロナ感染症対策費は計上されず菊地道議は「道民、道内産業への支援を抜本的に強化すべき」と迫りました。
その後、最終日の本会議に感染拡大で影響を受けた中小企業に対する低利貸付制度の拡充など計277億3400万円の19・20年度の補正予算が提案され、審議・可決となりました。

マスクなどの供給不足へ速やかな対策を

マスクなどの供給で道は「指定医療機関の在庫状況を調査中」と答弁。菊地道議は「不足しているのは明らか。供給を急ぐように」と迫りました。

 

「教員変型労働制」押しつけやめて

日本共産党道議団は2020年2月18日教育施策の拡充を佐藤嘉大道教育長に要請しました。

教育現場では、慢性的な教員不足での長時間労働が続くなか国会で一年単位の変形労働時間制を可能にする法律が強行され、教職員に不安が広がっています。

共産党道議団は条例を導入すべきではないと強調。佐藤教育長は「時間外労働の縮減ができて労働時間の選択肢が増えるなら考える余地はあるが、今年一年かけて意見交換していきたい」と答えました。

佐藤嘉大教育長(右)に要望する菊地道議(左から2人目)、真下紀子団長ら

厚労省発表「病院再編・統合」リストにとまどい、怒り!

~地域の病院 大事にしたい~

厚生労働省が昨年9月に突然発表した道内54の公立病院等の再編統合案に地域から不安や怒りの声が広がっています。

日本共産党道議団~公立病院等を調査

共産党道議団は2020年2月6日から3日間、十勝・釧路管内の4町を訪問。首長と公立・公的病院の事務長、地域住民との懇談等を行い、地域医療の現実と要望について調査しました。 公立芽室病院は町内唯一の病院として急性期に加え療養病床も併設した病床再編を実施。さらに、理学療法士、作業療法士を確保するなど地域の要請に応える努力をしています。

公立芽室病院の江崎健一事務長補佐(手前)と懇談する道議団ら(左から2人目:菊地道議)

地域になくてはならない病院

懇談会に参加された住民からは「働き過ぎで先生たちの健康も心配。みんなで守っていきたい」と口々に公立芽室病院の日々の奮闘に賛美の声と地域医療への期待の声が聞かれました。

原発事故対応病院まで統合・再編対象に

菊地葉子道議会議員は1月22日、大田勤岩内町議会議員、地域住民とともに後志管内で唯一再編統合対象になった、岩内協会病院を訪問しました。
岩内協会病院は泊原発の事故対応病院であり、2018年には5億円かけて放射線防護施設として整備されたばかりで、近年地域住民の要望で透析治療も行っています。
大日向孝之事務部長は「大都市の病院と地域の病院とでは稼働実績に差があるのは当たり前。地域実情を無視したチェック項目での調査だけで病院の必要性を判断してほしくない」と戸惑いを隠しません。

現場の悩み~医療スタッフ確保に苦心

どこでも聞かれたのが医師・看護師等医療スタッフの確保の苦労話です。医療スタッフ紹介業への手数料として、スタッフとの契約年俸の2割を払っているのが実態です。「国も北海道も医療スタッフ確保の大変さを認識して確保体制を確立してほしい」現場の切実な声です。

懇談する岩内協会病院の大日向孝之事務部長、頓所義一総務課長、菊地道議(右端)、大田勤岩内町議、地域住民のみなさん

1人も100人も命の大切さは同じ

菊地葉子道議、岩内住民とともに岩内協会病院を訪問し頓所義一総務課長、大日向孝之事務部長と懇談して、病院の実情をお聞きしました。

岩内協会病院名が公表され、住民から「入院や救急がなくなったら大変」と声が上がっています。
大日向事務部長は「職員の中から不安の声がある。住民も心配している。常勤医が少なく、交通費や宿泊費、非常勤だけでも1,000万円かかる。それでも条件が悪いと来ない。経営が苦しい。再編統合で数字だけで振り分けられるが1人でも100人でも命は同じ。命を守っていく体制が必要」と述べていました。
病院と住民が一緒になって再編統合に反対する運動を進めていくことができると感じました。

岩内町議会議員 大田勤