新幹線トンネル工事 重金属を含む残土対策を!!菊地道議「残土条例」を提案

議会菊地さん-cut

第4回定例道議会で日本共産党から菊地よう子道議が一般質問に立ちました。

今定例会は、全ての会派がJR問題について質問し、「JR議会」さながらの状況でした。
菊地道議は、高橋はるみ知事が北海道の貴重な財産である鉄路を守るとなぜ決意しないのか、と再々質問まで追求しました。
又、新幹線のトンネル工事に伴う重金属を含む残土対処をとりあげ、道の対応を求めました。

新幹線の残土問題とは
2030年度の延伸開業を目指す北海道新幹線は211キロのうちトンネルが76%を占め19本のトンネルの掘削工事で排出される土砂の見込み量(東京ドーム13杯分)のうち約7割は処分先が決まっていません。

残土仮置きヤードから重金属を含む濁水流出
八雲町では、立岩トンネルの残土に鉛やセレンなど重金属が比較的高い濃度で含まれているため残土処理候補地が白紙になりました。
6月26日の降雨で残土の仮置きヤードから未処理濁水が外部に流出しました。この濁水からは水質汚濁に係る基準を超える鉛が検出されました。

残土処理 道は対策強化を
濁水の外部流出等について道が情報を把握したのは一ヶ月以上も経ってからです。掘削残土は対処によっては環境や道民の健康にかかる重大問題です。
しかし現行の制度では北海道の責任はあいまいです。
菊地道議は、北海道新幹線建設促進連絡・調整会議に環境生活部を正式メンバーとするよう提案しました。知事は今後の調整会議に参加させると答弁しました。

北海道残土条例制定を(全国15府県が制定済み)
掘削残土の処理は国土交通省のマニュアルにそって事業者が対応することになっています。
今後、札幌市や小樽市のトンネル工事では重金属土砂の可能性も報告されています。北海道としても「残土条例」を制定する様求めましたが知事は現行制度のもとで事業者に適正な対応を求めていくと消極的です。
菊地道議は残土の対処によって発生する恐れのある環境問題に対し、道の責任ある姿勢を重ねて指摘しました。

―残土条例とは―
主に「災害防止」や「生活環境の保全」を目的に土砂の埋め立て・盛土・堆積を規制する条例。
大阪府の条例では、一定量の土砂埋立には許可や住民への説明会を必要とし、搬入する土砂の汚染がないことの確認、条例違反時の罰則等が決められています。