トド被害対策を強化し、漁業被害の軽減を:第4回定例道議会予算特別委員会 質問

2017年12月7日、2017年度第4回定例道議会予算特別委員会で菊地葉子道議はトド等海獣被害対策をとりあげ質問しました。

トドの増加により被害額は増加

海獣による漁業被害額は21億4千万円(前年比で2億3千万円減)で、このうちトド被害は15億9千万円、オットセイ2億8千万円、アザラシは2億6千万円でした。菊地道議はトドの採補数は増加しているのに被害額は減少していないと質問。トドの個体数が急激に増加しており、4割減を目標に駆除する方針が説明されました。

自主休漁などの実態調査で本当の被害額に対策を

被害額は刺網が破られるなどの直接被害、漁獲物の食害による低価格や刺網等の敷設の減少などの間接被害の合計です。

菊地道議は「魚は獲れるのに網を破られるために自主休漁に追い込まれ、漁獲の減少になっている、休漁の実態調査を行い本当の被害額をだして、対策を検討すべき」と質問しましたが、漁業被害対策の充実強化に取り組むとの従来の答弁にとどまりました。

現実的で有効刺網購入費補助の導入を

菊地道議は羽幌町などの実例をあげて、被害対策が実効性をあげるまでの間、今すぐ漁業者への支援対策としてトド被害による刺網購入費補助を求めました。

山木水産基盤整備担当局長は「道として、刺網などの被害に対する補償など、新たな支援制度の創設を国に要請する」と答弁しました。