胆振東部地震から1年菊地道議、道独自の住宅支援求める

胆振東部地震から一年、2019年9月6日のNHK討論番組で道としての住宅再建を問われた鈴木知事は「備えとして保険に入ってもらうように、民間企業と一緒に働きかけを行っている」と発言しました。

第3回定例道議会の一般質問で菊地道議は公的支援のあり方を議論している最中に保険という自助努力を求める知事に「道は何もしてくれないのか」との怒りの声をとりあげ、その追及の姿に議場に一瞬緊張が走りました。

厚真・むかわ・安平の被災3町では、449世帯762人が仮設住宅などで生活しており、人口は地震前の去年の同時期に比べ690人減少しています。

菊地道議は、「被災3町では、都市部へ転居し、人口減少が加速し、社会減は前年度の4倍以上」であることを示し、「住宅再建なくして復興なし」の立場で支援を強化することを求めました。又、菊地道議は「鳥取県等では住宅の建設・購入(300万円)、補修(150万円)に県独自の支援制度を導入している」ことを示し、道独自の支援を求めました。

さらに、同番組の中で片山元知事が「鳥取県だからできたという事ではない。県庁の役割が大きい」と発言したことを指摘しても、鈴木知事は、具体性のない答弁を繰り返すだけでした。

片山元知事が、地震発生11日目に住宅支援策を発表し、市町村と協力した結果、被災地を離れた住民は数名のみでした。

鳥取県の住民に寄りそうスピード感ある対応と、道民に冷たい鈴木知事の政治姿勢の違いが浮き彫りになった議会でした。

道政・市政・国政で広範な問題を意見交換

2019年11月2日、新光会館で行われた地域の集まりで、菊地道議は第3回定例会の報告をしました。7月に札幌市で起きた安倍首相の演説にヤジを飛ばした市民を警察官が排除した問題や議会新庁舎での喫煙問題には関心が深く、参加者同士の意見交換にも繋がりました。
酒井市議会議員には小樽市で進められている「公共施設の再編計画」について市民の意見をしっかり聞いてほしい等の要望が寄せられ、国政についても「いつになったら野党連合ができるんだ」と叱咤激励の声もありました。

地域の皆さんと意見交換する菊地道議(中央)ら

 

道民の暮らしを改善し経済を底あげする予算を!!:道民要求かかげ鈴木知事に要望

北海道民の暮らしと困難に寄り添い、経済を底あげする予算編成を求め、日本共産党道議団は党道委員会とともに2019年10月24日、医療や福祉・介護、災害対策、カジノ・ギャンブル依存症対策、交通政策など重要項目を鈴木直道道知事に要望しました。

被災者支援に抜本的予算を

道議団は、北海道胆振東部地震から一年余、被災者の生活や生業(なりわい)再建に向けた支援が必要で、道民生活を応援し、経済底上げの抜本的予算が急務だと強調しました。
対応した中野副知事は「被災地支援で道民が安心して暮らせるよう支援していきたい」と応じました。

道内54ヶ所の公的病院の再編・統合は撤回を

道議団は安倍政権・厚生労働省が再編・統合を狙い道内54ヶ所の公的病院を公表したことに抗議し、撤回させるよう要請し、「データは一律の基準で道に当てはまらない。地域医療を守る立場で国にはっきり物を言うべきだ」と迫りました。
中野副知事は「突然の発表だが、医療を守るのは大前提。地域医療はしっかり守っていく」と答えました。
知事には「地域を守るのが一番の課題。学校や鉄道に加え、病院までなくなれば、地域生活が損なわれる。
道民に寄り添う道政を」と強く求めました。

中野副知事(右端)に要望書を手渡す共産党道議団ら(菊地道議:左から3人目)

―2019年対北海道交渉 主な小樽後志要求項目―

  • 忍路漁港の屋根設置
  • 幌別岳山系斜面の土砂崩れへの治山対策
  • トド対策の継続と資源増大・漁業者負担保障
  • 刺し網を含む休業・被害補償を国にもとめること
  • 新幹線トンネル掘削を先行するのではなく残土処理に道が責任を持つこと
  • 函館本線(山線)存続にむけ道として国やJRに強く要請すること
  • 蘭島前浜海岸の消波ブロックのかさ上げを
  • 色内1丁目、道道小樽港・17号線の浅草橋に右折レーンの設置を
  • 尻別川防災堤防整備事業を急ぐこと
  • 道において公契約条例の制定を
  • 泊原発は30キロ周辺の市町村の合意なくしての再稼働は論外であり廃炉を決断し、再生可能エネルギーへの転換を
  • 子ども医療費助成に係る道の補助の引き上げを
  • 国民健康保険料の子どもに係る均等割りについて道として軽減措置の導入を
  • 高校の通学費助成について、高校再編に係る激変緩和に留めず支援を行う事
  • その他信号機・横断歩道の設置など含め68項目

新幹線・総合交通体系対策特別委員会調査:新幹線をめぐる地域の声特集!!その5

菊地道議は2019年8月26日~28日に特別委員会の道外調査で石川県、富山県を訪れました。
○ 新幹線金沢駅開業で航空を取り巻く環境の変化に伴う小松空港、のと里山空港の利用促進に関する取組み
○ 石川県における2次交通の状況
○ 新幹線開業後の地域の変化等について状況の事情徴収
○ 国際拠点港湾指定の伏木富山港の取組について現地調査等を行いました。

沿線住民の不安!!札幌延伸に伴う並行在来線の行方:新幹線をめぐる地域の声特集!!その2

余市町役場では総務企画政策室・阿部弘亨課長と平行在来線のJR北海道から経営分離される問題で懇談しました。
「北海道新幹線並行在来線対策協議会」の協議が加速化されることになり、沿線自治体もブロック毎に事務局会議が、もたれていくことになるとのこと。バス転換についても「運転手不足で現便数の維持が大変。沿線バス路線はほぼ赤字とも聞いており、バス転換も簡単ではない」と沿線自治体の苦悩が垣間見られる懇談となりました。

阿部弘亨課長から説明を聞く菊地道議(右から3人目)ら

新幹線トンネル掘削の影響?―渇水で生活用水の不安―:新幹線をめぐる地域の声特集!!その2

ニセコ町では2019年5月に水源枯渇が判明した地域があり、1月に工事を終えている新幹線トンネル工事との関連が取りざたされ、鉄道運輸機構が観察・調査をしています。菊地道議は枯渇した水源の現地に赴き、生活水の供給状況や今後の水源確保の見通し等について説明を受けました。

現地調査する菊地道議(右から2人目)ら