投稿者: 事務局
「教員変型労働制」押しつけやめて
厚労省発表「病院再編・統合」リストにとまどい、怒り!
~地域の病院 大事にしたい~
厚生労働省が昨年9月に突然発表した道内54の公立病院等の再編統合案に地域から不安や怒りの声が広がっています。
日本共産党道議団~公立病院等を調査
共産党道議団は2020年2月6日から3日間、十勝・釧路管内の4町を訪問。首長と公立・公的病院の事務長、地域住民との懇談等を行い、地域医療の現実と要望について調査しました。 公立芽室病院は町内唯一の病院として急性期に加え療養病床も併設した病床再編を実施。さらに、理学療法士、作業療法士を確保するなど地域の要請に応える努力をしています。

地域になくてはならない病院
懇談会に参加された住民からは「働き過ぎで先生たちの健康も心配。みんなで守っていきたい」と口々に公立芽室病院の日々の奮闘に賛美の声と地域医療への期待の声が聞かれました。
原発事故対応病院まで統合・再編対象に
菊地葉子道議会議員は1月22日、大田勤岩内町議会議員、地域住民とともに後志管内で唯一再編統合対象になった、岩内協会病院を訪問しました。
岩内協会病院は泊原発の事故対応病院であり、2018年には5億円かけて放射線防護施設として整備されたばかりで、近年地域住民の要望で透析治療も行っています。
大日向孝之事務部長は「大都市の病院と地域の病院とでは稼働実績に差があるのは当たり前。地域実情を無視したチェック項目での調査だけで病院の必要性を判断してほしくない」と戸惑いを隠しません。
現場の悩み~医療スタッフ確保に苦心
どこでも聞かれたのが医師・看護師等医療スタッフの確保の苦労話です。医療スタッフ紹介業への手数料として、スタッフとの契約年俸の2割を払っているのが実態です。「国も北海道も医療スタッフ確保の大変さを認識して確保体制を確立してほしい」現場の切実な声です。

1人も100人も命の大切さは同じ菊地葉子道議、岩内住民とともに岩内協会病院を訪問し頓所義一総務課長、大日向孝之事務部長と懇談して、病院の実情をお聞きしました。 岩内協会病院名が公表され、住民から「入院や救急がなくなったら大変」と声が上がっています。 岩内町議会議員 大田勤 |
新型コロナ感染拡大防止を緊急要請
昆虫を活用した技術研究を調査
北海道の食と安全にむけて
2019年12月5日、第4回定例道議会予算特別委員会で菊地葉子道議は、日米貿易協定による北海道農業への影響また、農家の実情等について質問しました。
日米貿易協定で牛肉輸出増?
菊地道議は、日米貿易協定について、「交渉内容も経過も国会や国民に一切知らせないままのスピード合意であり、日本側の一方的譲渡ではなかったか」と道としての評価を質すも渡邉農業経営局長は「小麦、牛肉、豚肉、乳製品などの関税撤廃や削減の影響の懸念はあるが、制度の変更により米国への牛肉輸入促進が期待できる」と答弁。
北海道農家数、10年間で激減
菊地道議の質問で道の販売農家戸数は10年間で9,900戸、農業従事者は22,500人減少しており、その要因は「後継者不足」と「労働者不足」であることが明らかになりました。 菊地道議は家族・小規模農家の実態を把握し支援に取り組むべきと指摘しました。
市販パン製品から発ガン物質安全な道産小麦を守る立場を
2015年7月に国際がん研究機関(WHO外部組織)がグリサホートの発がん性を指摘しています。
菊地道議は国内に流通している食パンや菓子パン、又、学校給食用のパンからもグリサホートが検出されているが国産小麦使用のパンからは検出されていない(農民連の調査報告)ことを示し、日米貿易協定による小麦生産減少分の65%が北海道であり、安全な小麦を守っていく取り組みについて質問。
水戸部裕生産振興局長は「麦チェン」運動の推進等で小麦の安全生産・消費の拡大に取り組むと答弁。
菊地道議が協定について北海道として発効を見直すよう国に意見を述べるべきと質しました。
小田原輝和農政部長は「本道農業の再生産の確保に向け国に対し、丁寧な情報提供と、必要な措置を適時求めていく」と答弁するのみでした。
菊地葉子事務所だより 2019年11月号 47号
新幹線トンネル発生土塩谷地域現地調査
道議会傍聴してきました!!:T・Kさん
菊地道議一般質問
はじめて道議会を傍聴しました。菊地葉子道議の質間時間は15分間と短い中で、多くの質問をする為に小々早口でしたが、時間内で終え一安心しました。前の日から時間調整等で苦労された結果だと思います。
知事や北海道警察の答弁中に傍聴席から大きな声で、「質問にしっかり答えろ」と何度か発言があり、議会職員から再三の注意を受け、その後強制退場を目の当たりに見て驚きました。また退場時「地獄に落ちて死ね」といって議場を出されたのですが、後から聞いた話で安倍総理が札幌で選挙応援していた時にヤジ発言で警察に強制排除された方だと知り、これまた驚きでした。
当局側の答弁は、安倍首相などの国会答弁と同じく真摯に応えない姿勢に「うんざり」します。菊地道議の一時間ほどの質問で、当局側の不誠実さが証明された感じを強く受けました。相手を追い詰める状況を作った効果があったと思います。この次は、新しくなった議会庁舎で是非傍聴したいです。
自民・公明改憲意見書強行:第三回定例道議会
自民党道民会議は第三回定例道議会最終日に「改憲」論議を求める意見書案を提出。日本共産党と民主・道民連合が反対、道結志会が棄権を表明して退席した中で公明党の賛成で強行採決
しました。
自民党は「憲法は施行以来72年改定していない」と国会の憲法審査会で論議が必要と主張。日本共産党は「憲法審査会に議論を求めることは改憲を求めること」と解明。「地方議員が憲法改正を求めることは立憲主義からも許されない事であり、改憲を国に求めることはあり得ない」と厳しく批判しました。
これまで道議会では改憲意見書案の提出が複数回見送られてきましたが、4月の地方選挙で自民党が単独過半数の53議席を得、今回公明党の賛成も得て数の力で強行したといえます。
議会には夜遅くにもかかわらず、道憲法共同センターの会員や市民が傍聴にかけつけ、採択の行方を見守りました。
