新幹線トンネル残土問題 ― 道が情報公開を約束 ―

総延長の 76%がトンネルとなる北海道新幹線。倶知安町の二ッ森トンネル工事開始直前、発生土の一部に、風雨にさらされると曝路状態で酸化する可能性がある地層が存在したため、倶知安町議会の特別委員会に「発生土を仮置し経過観察する」と報告されました。しかし、酸化する土中成分について、納得のいく説明はなされていません。
菊地道議は「処理計画や発生土に含まれる重金属の公表を」とただし、黒田敏之交通企画監は「トンネル掘削土の対策を検討する委員会の検討結果を一般に公表する」と約束しました。

道内の各分野の問題で政府交渉

政府交渉で発言する菊地道議(後列右から3人目)

道議団は7月27日・28日、共産党の衆参議員や道内の市町村議員とともに、道内各分野の問題について政府交渉を行いました。

JR北海道の路線維持へ国が抜本的な支援を
JR北海道が維持困難と発表している路線の問題では、国交省に対して「維持・存続のために抜本的な財政支援などで国が責任を果たすこと」を要求しました。
自然災害による線路崩壊がおきた日高本線(鵡川~様似)根室本線(東鹿越~新得)を国の責任でただちに普及することや、バリアフリー法の基準に適合している駅でのエレベーター設置の促進を図ることなども求めました。
真下紀子道議は「道路の場合、災害で壊れたらすぐそうならないのか。道民に移動の自由は保障されないのか」と国に責任を果たすよう求めました。

「大森トンネルの隆起」は今年度調査へ
今回の交渉の中では今後につながる明確な成果といえる回答もあ りました。
菊地道議が調査し後志から提出した「大森トンネルの隆起」につ いて、国交省は「近隣のキナウシトンネルの隆起からスメクタイト (粘土物質)の膨張と『推測』しているだけであり、大森トンネル については今年度調査する」と回答しました。今後は泊原発周辺に 存在するといわれている活断層との関連につながる重要な問題とし
て調査結果の公表が必要となります。

教職員の労働時間把握
この間道議会で菊地道議が取りあげてきた「教職員の時間外労働の改善」について、文部科学省は「教職員の働き方については、再々教育委員会に把握を求めてきた。6月22日学校における働き方改革とあわせて『把握の徹底』を通知した」と回答しました。

地域包括支援センターを訪問

市内には4ヶ所の地域包括支援センターがありますが、菊地葉子道議はオタモイの北西部地域包括支援センターを訪問し、斉藤彰子管理者からお話しを聞きました。
職員は8人、介護保険の要支援者のケアプラン作成の他に、虐待・消費者被害・介護予防教室・出前講座・認知症や介護保険外の相談など多岐にわたる活動をしています。
菊地道議が「人員不足やサービス提供不足はないか」と聞くと「小樽は医療機関や事業所が人口比で多く、顕著な不足は感じてないが、乗降介助(受診の付き添い、病院への送迎)サービスが不足がち」とのことでした。
又、「コンビニ店員の時間給と同額のヘルパー人件費や、3年毎の制度見直しで変更したが検証しきれないまま移行しているのではないか、サービス付高齢者住宅の経費がもう少し安いとよい」など日頃感じている点をお聞きしました。
包括支援センターができて10年経過し、民生委員や町内会からの相談も寄せられるようになり、地域で果たす役割が期待されています。菊地道議は「介護保険第7期計画の策定が始まりますがこうした声を反映させていきたい」と語りました。

安倍改憲発言・オスプレイ飛行について

菊地議員は、安倍首相の改憲発言について高橋知事の認識をただしました。「政党の党首として国民的な議論を喚起する発言だ」と安倍改憲発言をかばい立てする知事。菊地議員は「読売新聞に首相インタビューとハッキリ書かれており、首相としての発言であることは明らか」と厳しくただしました。
8月に本道で訓練計画の報道があるオスプレイの中止を表明すべきとの追及に「オスプレイの事故には有効な対策が取られている」と、国の認識を追認しました。菊地議員は、構造的欠陥のオスプレイに道民の不安は大きい。訓練に反対の意志表明と、早急な情報公開を」と指摘しました。

原発事故の教訓から学べ - 一般質問

新潟県の米山隆一知事は、県独自で事故原因の究明、県民の健康や生活への影響などを調査しています。米山知事は「エネルギー構造として原発なしで十分成り立つ」とキッパリ、「これからは再生エネルギーの可能性を広げたい」と語りました。
菊地葉子議員は一般質問で、原発事故を教訓とし、独自の検証を行う新潟県の例を紹介、高橋はるみ知事に道による独自の検証を求めました。知事は原発の安全性の確ホが最優先と言いながらその責任は国と事業者にあるとの姿勢を崩しません。菊地議員は道知事として原発事故の悲惨さを防ぐために何をなすべきと考えているかと追及しました。

最低賃金大幅引き上げを!

6月15日、道労働局松坂室長に 要請書を届ける菊地道議(右端)ら

 

菊地葉子道議は道議団と共に北海道労働局を訪れ、道の最低賃金額の大幅引き上げを求めて要請しました。
北海道の最賃は、時給786円で、全国平均823円との差が年々拡大しています。
道議団は、最賃を1000円以上に引き上げ格差と貧困をなくすため、実効性のある対策を求めました。

子ども食堂「ポッケの家」を訪問 ~商大生とボランティア共同で支援~

6月13日、「ポッケの家」での菊地道議

6月13日、菊地葉子道議は市内緑町の子ども食堂「ポッケの家」を訪問・視察しました。週一回火曜日の夕食を提供・子どもは無料・大人はボランティアの方も500円です。食材は寄贈(フードバンク)中心で、商大生と近隣の主婦らがボランティアで参加し、学習支援や遊び相手、食事作りを行っていました。 当日は子ども23人参加(食事なし3人)でにぎやかで明るい中にお年寄りも2~3人参加していました。

理想はユニバーサルディサービス
代表の秋野さんは、「理想は一人暮らしの高齢者、子育て中のお母さん、不登校児童など、誰もが立ちよって元気を取り戻していく場所にしたい」と述べていました。
この活動が個人の篤志やボランティアなので今後も持続できるか心配です。子どもの貧困対策や高齢者が地域で暮らし続けるためにも行政の対策が急がれると思います。

子どもの貧困対策は急務

6月1日、新婦人道本部から子どもの医療費助成拡大要請をうける菊地道議ら(左から3人目)

 

北海道子どもの生活実態調査では、受診できなかった。食料が買えなかった。暖房が使えなかった。など厳しい実態の一端が明らかになりました。
子どもの命と成長を保証する食事、医療、教育、人とのつながりに抜本的な対策が急がれます。
子ども食堂はすでに北海道各地でボランティアにより取りくまれており、北海道の子どもの居場所づくり(子ども食堂への助成含む)事業、子ども医療費助成、就学支援などへの予算配分を求められます。

 

JR北海道 石北本線の存続を!北見市長を訪問

辻直孝市長(左端)と懇談する菊地道議(右から3人目)ら

JR北海道が旭川市と網走市を結ぶJR石北本線を「維持困難」とした問題で、菊地葉子道議は辻直孝北見市長を訪問し意見交換をしました。
菊地道議は「大切な鉄路をどう守っていくのか、日本共産党が道議会でくり返し質問する中で先日初めて、知事が検討をすすめると表明した」と報告すると、辻北見市長は「期成会としても18市町村で一致して、石北本線、釧路本線を存続させようと話し合っており、今後は旭川、愛別、上川、当麻にも呼びかけ、協力していく予定です」と述べました。

教職員の時間外労働の改善を -予算委員会で質問- 

厚生労働省は昨年末休職中の教員の6割が精神疾患と発表しました。道内公立学校でも教育職員の病気休職中精神疾患は66%にのぼります。長時間労働が脳・心臓におよばす影響は深刻です。
道教委の「部活動休止日」や「勤務時間の割振等に関する制度の見直し」など時間外勤務の縮減のとりくみでも教職員の多忙化は解消されていません。  また管理職による勤務時間外の業務従事時間把握はされていても記録として残しているものは3割程度であることが菊地道議の質問で明らかになりました。

勤務時間の適切な把握を!!
菊地道議は第1回定例会の予算特別委員会で、持ち帰り残業時間も含めた労働時間の客観的な把握・記録を残すなどについて原則化することを求めました。
道教委は他府県の状況等を参考にしながら勤務時間の把握・記録の方法について検討していくと答弁しました。