ダム計画、4度目の計画変更で大幅な事業費増額・期間延長:知事はきぜんとストップを!!

菊地葉子道議・宮川潤道議が連携して問題追及

菊地葉子道議は6月14日の経済委員会で、北海道開発局が推進する「幾春別川総合開発事業」の工期延長・事業費増額について質問しました。
今回で4度目の変更であり、総事業費で967億円の増、工期で26年間の延長になり同意すべきでない。知事は国に対して、一切の増額を行わないように強く求めるべきと迫りました。
宮川潤道議がその後の予算特別委員会で計画変更のたびに知事が「今後は総事業費の増額を行わないこと」と制限をつけているにもかかわらず、4回目の計画変更を知事自身が認めていることを厳しく質しました。

新桂沢ダム、三笠ぽん別ダム建設、4度目の延長

新桂沢ダム、三笠ぽん別ダム建設事業は、当初工期は1985年から2004年まで、事業費は700億円、うち道負担は101億円でした。
しかし、計画変更は今回で4度目。工期は2030年度まで26年間延長、事業費は1667億円と967億円増額。道負担は143億円の増額となり当初の2・4倍にふくれあがりました。

これまでの変更に対する知事の意見

宮川道議は計画変更に係る知事意見の経緯について質問。髙橋浩揮河川砂防課長から1回変更時は①今後総事業費の増額を行わないこと②徹底したコスト縮減を行い総事業費の圧縮を図ること③ダムの早期完成に努めることと国へ回答し、2回目変更時には「環境の保全について配慮を求め、総事業費圧縮のために講じた措置などの情報提供を求める」こととし、3回目変更時は「今後、総事業費の増額を一切行わないこと」と「一切」を追加してきた経過が答弁されました。

「4度目の変更」知事はやむえないと認める

7月1日の予算特別委員会知事総括で宮川道議は「今回国がやろうとしている変更は当初計画から2・4倍の事業費増額になる。あまりにも大きな事業費膨張ではないか」と知事の見解を求めました。
鈴木直道知事は「今回の増額変更が4度目である事を重く受け止め、精査してきたが、北海道胆振東部地震の影響や働き方改革といった変化によるものでやむを得ないと考える」と答弁。

知事として国に強く意見を述べるべき

宮川道議は「これまでも3回の変更で事業費増額が行われ、その都度知事意見を出しながら〝やむを得ない〟と認めてきた。今回は2倍をこえる事業費となり、ここで歯止めをかけるべきではないか。知事から国に強く言うことがあらためて必要ではないか」と迫りました。
鈴木知事は「今後は総事業費の増額を一切行わないことに加え、徹底したコスト縮減により総事業費を減額することなど、私から直接、国に対して求めてまいります」と明言しました。