12月議会で道は国の方針に基づき、新型コロナウイルス対策の警戒ステージ見直し案を提起。菊地道議が一般質問でとりあげました。
見直し案では、緊急事態宣言発出基準であるレベル3は「病床使用率50%超」とし、新規感染者数を要件にしていません。又医療ひっ迫状況には、自宅待機者が含まれておらず、菊地道議は新規感染者数、自宅待機者への適切な対応について見直し案の改善を求めました。鈴木知事は「国の考え方をふまえ、病床使用率といった具体的な数値でレベル移行を検討する」と答弁しました。又、11月旭川市のクラスター発生では感染経路不明者が44%に上り、一時「まん延防止等重点措置」の基準を超えたにもかかわらず、道民への訴えが危機感を伝える中身になっていなかった事について取り上げました。
「これまで早期の感染拡大抑え込みは道の施策と判断の遅れで成功していない。知事は重く受け止めるべき」と道民へのわかりやすい強いメッセージを早期に打ち出すことを求めました。