小樽市の発生状況・保健所から説明受ける
2022年5月19日、菊地葉子道議と小樽市議団は小樽市における新型コロナウイルス感染症の発生状況について、小樽市保健所から説明を受けました。5月18日現在、入院33人、宿泊療養施設3人、自宅・施設療養387人、調整中が5人です。
新型コロナウイルス感染症により、なくなった方は71人になります。感染者は2月の1,585人で最も多く、5月は894人です。(表参照)
今年に入ってからは陽性者が減らない特徴があります。
1月以降の集団感染の発生が新成人の飲食による集団発生から5ヶ月で29件に上ります。オミクロン株の感染力で家族全員が感染する傾向にある一方で重症化は少ない傾向です。
ワクチン接種は高齢者では3回目ワクチンも進んでいますが、若い世代での推進が課題です。4回目の接種も60才以上、18才以上60才未満でも基礎疾患を有している人、医師が必要と認めた人を対象に6月1日からの接種を予定。
高齢者施設では感染者の6~7割が接種済み。ワクチン接種済みでも感染はするが、重症化は防げている。高齢者施設で陽性者が確認場合の検査ではまず濃厚接触者の検査、その後の状況で広く検査を実施している等の説明があり、感染の広がりを抑えていく行動制限がない中では個々人が感染対策の徹底をしていく事が大事との考え方が示されました。
2022年月別の陽性者数と検査数
月 | 陽性者数 | 検査件数 | 陽性率 |
---|---|---|---|
1月 | 582 | 5,100 | 11.4% |
2月 | 1,585 | 7,253 | 21.9% |
3月 | 1,244 | 6,668 | 18.7% |
4月 | 1,256 | 6,057 | 20.7% |
5月 | 894 | 3,199 | 27.9% |
