菊地道議は総合政策委員会で道の国任せの感染症対策をただしました。
なぜ!唯一無回答の道
共同通信の「まん延防止等重点措置の見直しは必要か」との設問に道が唯一無回答だったと報道されました。
菊地道議が無回答の理由について問うと藤原和道政策局参事が「道は国にオミクロン株への対応を求めており、こうした道の考え方を回答した」と答えました。菊地道議は「設問には回答せず、欄外に道の考え方を示しただけで統計学上は無回答ではないか。そういう姿勢は他県から見ると特異だ」と厳しく指摘しました。
菊地道議はオミクロン株への置き換わりで5月9日時点での31万2000人余のうち7割は急拡大した今年1月末からの感染者で経路不明が5割を超えていると指摘。「人の移動に抑制のない大型連休に入り、今後の対策を考える上でも連休明けの感染状況の検証をどうおこなうのか」と追求しました。しかし道は「感染状況を慎重にモニタリングをし、適切に対処する」と検証をおこなう姿勢を見せませんでした。
菊地道議は、しっかり検証することが次の対策のために必要と重ねて主張しました。
道が具体的な提案を
菊地道議は「いつまでも国に対策を求めるだけではなく、道が具体的な提案をすべきではないか」と迫ると笠井敦史政策局次長が「国の分科会で議論され、対応に変化が生じていることを積極的に道民に発信する」と答弁。
菊地道議は「国のオミクロンへの対応が示されないまま、何の手立ても打たないことにはならない。道の自主性を発揮すべきだ」と批判しました。
