6月22日、第2回定例会一般質問で菊地道議は、賃金引き上げにつて知事に質問しました。
本道は、他都府県と比べ、非正規労働者の割合が高く、その上パートタイム労働者の男女賃金格差は1時間当たり264円(2020年度)で2016年度の41円から6倍以上に拡大しています。
菊地道議は男女間の賃金格差の原因をどう考えるのか、7月から企業には男女賃金公表が義務付けられている事もあわせ、格差解消策について質問。
経済部長が「国の調査では、本道では平均勤続年数が男性より女性が短く、より低い賃金となる傾向がある。今後女性の就業環境改善のため、多様な働き方の導入や女性管理職の比率を高め企業認定制度の普及や表彰制度にとりくんでいく」と答弁。
又、菊地道議に「最低賃金を早期に1000円以上に引き上げるべき。知事の見解はどうか」と問われ、部長は「国に対し、最低賃金引き上げを図る中小企業への助成制度の拡充を求めていく」と答えるにとどまりました。

10月2日から道内最低賃金は31円増の920円に