党道議団は1月12日、北海道警察本部へ受験シーズンにおける痴漢被害の防止に関する申し入れを行いました。
申し入れは、車両の巡回警備強化、加害防止のための周知・啓発、被害を受けた受験生への証明書発行を鉄道・バス会社などが行うよう要請することなどを盛り込んでいます。
党道議団はこれまで、道議会で痴漢被害対策強化を求める質問を行い、道知事、警察本部長は痴漢や盗撮の被害防止、意識啓発など取り組みを進めていくと表明しています。
申し入れで党道議団は「(交通機関のみならず)幅広い場で、痴漢・盗撮行為が行われている」と指摘。
「受験会場までの経路上の警戒にも取り組んでいただきたい」「警察が厳しく取り締まっていることを広く周知することが犯罪抑止の力になる」「思春期に痴漢被害にあうことは心に大きな傷を負う。総力を挙げて対策強化を」と訴えました。
道警察生活安全部の小島博之指導部長が「毎年この時期にインターネットに痴漢をあおるような書き込みがあることは承知している。
これまでの発生場所などを参考に、傾向を分析し警戒を強化していきたい」と答えました
